アルマゲドンとグランドキャニオン

某レンタルショップのメンバー更新で、旧作DVD無料レンタルクーポンを使って何を借りようかと思っていたところ、ふと目についたのが「アルマゲドン」。今更というところではあるが、1998年公開のこの作品は、DVDでもテレビでも何度か観ていた。それでも、なんでそれを借りたかというと、確かDVD全集第15弾の「アメリカ大陸横断」で、移動中の飛行機の中で大泉らが繰り返し観ては号泣していたのをふと思い出したからだ。

彼らが号泣するほど、この映画には感情移入できないけれど、小惑星の荒涼とした光景を登場人物の誰かが「グランド・キャニオン」と言っていたが、「アメリカ大陸横断」のグランド・キャニオンには行ってみたいなぁと、改めて想いを馳せてしまった。

騙されて連れて行かれたアメリカ大陸、サンフランシスコからラスベガスを経て、グランド・キャニオンへ向かう高速道路は、ツーリングにはもってこいのルートじゃないか? 現地でバイクを調達するツアーをときどきネットで探しては、いつか行ってみたいと思ったりする。

ただし、当然ではあるが現地調達のバイクは「ハーレー・ダヴィッドソン」。まあ、ご当地バイクということで選択の余地がないようだ。スポーツスター883くらいであれば乗れるとは思うが、それ以上だとちょっと気後れしてしまうなぁ…。しかも、ヘルメットはジェットヘルメットにゴーグルというから、メガネ君にとってはけっこうハードルが高いツアーなのである。

それでも、グランド・キャニオンには行ってみたいなぁ。あまり観光名所をそれらしく映さない「どうでしょうの旅」のなかでも、非常に魅力的な光景として印象に残る珍しいシーンなのではないかと思うのである。

などと言っている間に「アルマゲドン」がラストシーンに。機内のモニターに映っていたブルース・ウィリスのドアップあたりで彼らは号泣していたのだろうが、やはりそれほど感動のないままエンドロールを迎えてしまった。もう観ることもないだろう。

 

 

 

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